【少数民族弾圧と分権否定の正当性口実】14年間で死者2000万人超 現代中国にも影引きずる「太平天国の乱」という未解決問題

1 : 2021/01/01(金) 14:20:45.35 ID:uZHaJdVD9

14年間で死者2000万人超 現代中国にも影引きずる「太平天国の乱」という未解決問題
Newsweek 2020年12月28日(月)17時45分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/12/2000-14.php
無理に抜粋。詳しくは記事リンク先へ。

(略)
■太平天国の乱とは何だったのか

14年にわたる太平天国の内戦は1864年に終わった。
戦場となった地域とくに江南三省(江蘇、安徽、浙江)の被害は大きく、
江蘇だけで死者は2000万人を超えた。
読書人たちは流亡の苦しみに遭い、死んだ男女を「忠義」を尽くした者や「烈女」として顕彰した。
死者の記憶は儒教を中心とする伝統文化の再興という形をとって伝えられた。
(略)

■現代中国に通じる「他者への不寛容さ」
(略)
洪秀全は「神はただ一つであり、偶像崇拝は誤りだ」というキリスト教のメッセージから、
中国の歴代皇帝は上帝ヤハウエを冒涜する偶像崇拝者であり、
清朝を打倒して「いにしえの中国」を回復すべきだという主張を導き出した。
(略)
だが太平天国は、満洲人や漢人の清朝官僚、兵士とその家族を「妖魔」と見なして排撃した。
彼らは太平天国の言う「中国人」の範疇には入らなかったのである。
(略)
「唯一の神を信じるか」という問いは、
それを受け容れない他者に対する暴力を後押ししたのである。

■分権か、権力の独占か

さて太平天国は皇帝の称号を否定し、
洪秀全と彼を支える5人の王からなる共同統治体制をしいた。
軍師として政治・軍事の権限を任された楊秀清と、
主として宗教的な権威として君臨した洪秀全のあいだには一種の分業体制が生まれた。
(略)
逆上した洪秀全は楊秀清の殺害を命じて天京事変が発生し、
石達開の離脱によって建国当初の5人の王はすべていなくなった。
その後諸王による統治は復活したが、洪秀全は独占した権力を手放さず、
かえって中央政府の求心力の低下と諸王の自立傾向を生んだ。

この結果をどのように考えればよいのだろうか。

下層移民の異議申し立てから始まった太平天国は、同じ境遇にある人々に希望を与えたが、
自分たちと異なる相手を受け入れ、これを包摂していく寛容さを欠いていた。
(略)

■くり返し現れる排除の論理

また太平天国のかかえた不寛容さは、
その後の中国で進められた西欧諸国および
日本の侵略に対する抵抗運動へと受けつがれた。
(略)
だが、この抵抗の歴史においても、
異質な他者に対する排斥の論理はくり返し現れた。
外国勢力に対してだけでなく、国内においても「敵」を創り出し、
これを攻撃することで「われわれ」の結束を強化したのである。

中国の場合はこれに階級闘争の理論が結びつき、
毛沢東によって「一つの階級が他の階級をひっくり返す」革命の暴力が肯定された。
それが中華人民共和国の建国後、
反右派闘争や文化大革命などの政治運動で「革命の敵」とみなされた人々に対する迫害を
生み出したことはよく知られている。
(略)
いっぽう太平天国の王制や地域支配に見られる分権的な傾向は、
郡県制の中央集権的な統治がかかえる構造的な問題を改める可能性を含んでいた。
だがその実態は混乱していた。
(略)
郷官に与えられた権限も小さく、
中央から派遣される軍や上級将校の命令と地域社会の板挟みになることが多かった。

■「権力を分散させれば破滅をもたらす」太平天国の教訓
(略)
複数の権威や組織のあいだで常に激しい競争原理が働いていたことだった。
(略)
中央以上の富と兵力を蓄積する者も現れた。
(略)
政権そのものの崩壊を招いたのである。
(略)
「中国は常に強大な権力によって統一されていなければならない。
 少しでも権力を分散させれば破滅をもたらす」
(略)

■太平天国に現れた問題点は未解決のままだ

急速に大国化へ向かう現在の中国を見るとき、太平天国に現れた中国社会の問題点は、
なお未解決のまま残っていることがわかる。
自分と異なる他者を排斥してしまう不寛容さと、権力を分割してその暴走を抑える安定的な制度の欠如は
、中国国内だけでなく、台湾や香港、少数民族をはじめとする周辺地域に深刻な影響を与えている。
(略)
「中華の復興」を掲げて強国化の道をつき進む中国に、我々は粘り強く冷静に向き合うしかない。
そのために中国社会がもっていた異なる可能性を発見し、検証していくことが求められていると言えよう。

2 : 2021/01/01(金) 14:21:20.89 ID:NMvIbVO90
永劫輪廻
32 : 2021/01/01(金) 17:33:38.29 ID:K1fd3/oV0
>>2
そう
これから地方反乱が止められなくなる
そこに密かにUSマネーが流れ込みw
3 : 2021/01/01(金) 14:21:58.25 ID:aBoK03+Z0
大和民族によるアイヌ弾圧民族浄化
5 : 2021/01/01(金) 14:27:39.52 ID:nULpXTw60
>>3
嘘、大袈裟が大好きなチョン、チャン、パヨの物言いですね
6 : 2021/01/01(金) 14:28:01.40 ID:QVhVyji60
>>3
オホーツク人の話する?
大国主神の話する?

それより今、目の前で起きてる民族虐殺問題を注視しろよ

7 : 2021/01/01(金) 14:31:23.53 ID:w9yAa5cm0
>>6
目の前で起きてる

米英による中東民間人虐殺を注視しろよ
白人の虐殺は綺麗な虐殺か?

16 : 2021/01/01(金) 14:53:34.97 ID:vNaSMnUh0
>>3
済州虐殺のこと?
4 : 2021/01/01(金) 14:27:30.71 ID:sWK+gMjW0
中華民国ド無視かよw
8 : 2021/01/01(金) 14:32:57.14 ID:sF+2GH6D0
現在進行形のチベットとウイグルのジェノサイドは無視か?
10 : 2021/01/01(金) 14:36:54.59 ID:wkhYYvkU0
>>8
中国のジェノサイドは綺麗なジェノサイド!
11 : 2021/01/01(金) 14:40:46.57 ID:tnlRwBYI0
まあ所詮大朝鮮だし
13 : 2021/01/01(金) 14:45:45.06 ID:7e6pARlh0
中国の大集権理論は論理だからな、そうしないと終わる

ただその集権路線のキンペーが失敗したからな

14 : 2021/01/01(金) 14:46:58.26 ID:FbVixGvr0
日本の侵攻なんて大ウソだよ
せれ以前にイギリスやフランスが侵略してシナはガタガタになっていた
西欧の植民地であり奴隷だったシナ大陸は、インドやアフリカ諸国と同じ
イギリスやフランス、アメリカにこそ文句を言うべき
15 : 2021/01/01(金) 14:50:45.53 ID:BfjV8Y0Q0
>>1
日帝の陸軍のせいにすれば無問題アルヨ
南京もそうやって人数増やせたアルw
17 : 2021/01/01(金) 14:58:47.85 ID:rHqd5/UD0
ネトウヨの願望では中国は近々分裂するらしいが、
実際の所は中共の統治は上手くいって経済発展もしているからそうはならんだろうね
18 : 2021/01/01(金) 15:06:52.44 ID:BM2Ephc00
太平天国が興った広東省らへんって常に反体制が燻ってるんだろうな

香港デモが盛んだった頃は時代革命が流行語だったし

19 : 2021/01/01(金) 15:12:30.15 ID:OUAnMOj50
>国内においても「敵」を創り出し、これを攻撃することで「われわれ」の結束を強化したのである。

日本の「和」の概念と似てないか?
全体主義的 権威主義的なのは東洋的な根深さか

20 : 2021/01/01(金) 15:13:39.37 ID:FlS94oBT0
太平天国とかいうカルトの反乱
オウムのテロがかわいく見えるほどの桁外れの死者数
21 : 2021/01/01(金) 15:14:12.84 ID:FFyxu2Qo0
人権サヨクは🇨🇳中国にはダンマリです
22 : 2021/01/01(金) 15:23:27.98 ID:yLOfrKdz0
中国の歴史上で最凶DQNの宇宙大将軍がもしこの時代にいてくれたら・・・
23 : 2021/01/01(金) 15:23:33.69 ID:hSC6DzuW0
サヨクは敵を作らないと商売ができない
そして 儲からない相手は敵にはしないという適当な商売
26 : 2021/01/01(金) 15:36:46.94 ID:FFyxu2Qo0
ウィグルチベット人に対するジェノサイド

世界の大企業が黙殺

29 : 2021/01/01(金) 16:21:38.90 ID:Hq6VtT/n0
大躍進と文化大革命の死者数は太平天国の乱の更に遥か上を行く
30 : 2021/01/01(金) 16:41:18.21 ID:jMQcfH8l0
「きたない過去はリセットすればきれいになれる」

チャイナとサヨクが受け継いだ、ただひとつの言葉であり概念。

それ以外のものは全部都度都度葬って、他所からの貰い物や分捕り品だけで生き延びた。

31 : 2021/01/01(金) 16:53:21.94 ID:aQv1tuEG0
太平天国の都、天京て南京よね。

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