米陸軍エリート部隊、上層部がひた隠しにするタブーの正体

1 : 2021/06/07(月) 19:43:55.86 ID:SoPgLMp6a

2020年に最低でも44人の米フォートブラッグ所属軍人が国内で死んでいる――そのうち複数が他殺だ。遺族が真実を求める一方、軍は口を閉ざしたままでいる。長文ルポでその内幕に迫る。

クリスマスの3週間前、鹿猟師がノースカロライナ州のフォートブラッグ基地周辺の松林で発見したのは謎の銃撃戦の跡だった。マットブラックのホイールにレーシングタイヤを履いた改造シボレー・コロラドがマッカーサー湖付近の土の道に出来た轍にはまっていた。トラックの荷台と横の地面には2人の男の死体。どちらも射殺されており、地面には薬莢が散らばっていた。しかし現場に銃はなく、2人を撃った人物の手がかりもなかった。

右のこめかみを撃たれ地面に横たわっていたのは44歳のティモシー・デュマス。典型的なアメリカ人だったと生前の彼を知る人たちは語る。特殊部隊気取りの、周りを威圧するためだけに元奇襲隊員だと言いふらすような男だった。彼は19年間陸軍に所属し、フォートブラッグの第7特殊部隊に一時いたこともあったが、保有物品簿記、補給係下士官としてだった。

一方、トラックの荷台に乗っていた男は別だ。14回にわたる戦地への派遣から多数の記章やワッペン、勲章を授与している特殊部隊員で、合衆国一のエリート部隊デルタフォースに所属していたビリー・ラヴィーン二世は37歳にして真のTier 1所属軍人、陸軍の謎多き最精鋭部隊の曹長だった。レンジャー、グリーンベレー、ネイビーシールズ隊員の基本的な訓練に加え、破壊活動、爆破、人質救出、戦術的運転、ピッキング、さらには尾行、デッド・ドロップ、潜伏などのスパイ活動に必要な技術も叩き込まれている。

そんな彼がまるで寝ている間に殺されたかのように死んでいた。陸軍で通称「レンジャー・パンティー」と呼ばれる短いランニングパンツのみを身につけた彼の胸には複数の弾痕があり、「ウービー」と呼ばれるナイロン製の布に包まれた状態で彼が所有する灰色のシボレーの荷台に乗せられていた。

現場から麻薬は発見されなかったが、フォートブラッグに拠点を置く統合特殊作戦コマンド(JSOC)は最近特殊部隊内で頻発している薬物関連事件と同様のものに至る要素は十分あると見ている。常習的にコカインやMDMAの使用、睡眠薬の過剰摂取、深酒をしていたとラヴィーンを知る複数の人が語り、彼の親友の妻ローラ・レシカーさんは「どうにもならない状態でした。ビリーに会う時はほぼ毎回何かで酩酊していました」と言う。

遺体が発見された翌日、ラヴィーンとデュマスは死亡当時フォートブラッグに薬物を持ち込んだ疑いで調査されており、「取引で問題が発生したため殺された」と見て調べが進められていると、ある陸軍当局者がCBSにリークした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0f2071111c0e45737f87eb55b667488f18215be5

29 : 2021/06/07(月) 19:44:36.83 ID:SoPgLMp6a
特殊部隊内で流行するハードドラッグ

近年、特殊部隊内でハードドラッグの使用が常態化していると内部告発者は言う。薬物乱用問題が「深刻化」している中、複数の同僚からコカイン、メタンフェタミン、MDMA、ヘロインの陽性反応が出たと2017年に匿名のネイビーシールズ隊員3人がCBSに伝えた。2014年にはアンヘル・マルティネス=ラモスというシールズ隊員がマイアミの空港に手荷物として10キロのコカインを持ち込み逮捕され、その後罪を認めた。2015年には元シールズ隊員ジェイムズ・マシューズがニュージャージー州で140万ドル分のマリファナを積んだトレーラーを牽引しているところを警察に止められた。2018年には元特殊部隊曹長のダニエル・グールドとヘンリー・ロイヤーがサンドバッグに詰められたコカインをコロンビアから輸入しようとして逮捕された。これらは氷山のほんの一角である。

全ての特殊作戦部隊の指揮を執るリチャード・クラーク大将は2019年8月、「包括的な倫理調査」を命じた。2020年初めに公表された報告書はほとんどが指導や説明責任を徹底するという旨の曖昧な言葉で濁されていたが、隊員たちの「自覚の欠如」は確認されたと記されている。

国防総省の複雑で多岐にわたる行政活動のうち最も重要なものを担う2つの機関がフォートブラッグに拠点を置いている。第75レンジャー連隊やグリーンベレーなどを統轄しているアメリカ陸軍特殊作戦コマンド(USASOC)と、軍の「秘密作戦」を取り仕切るJSOCだ。謎に包まれ、潤沢な資金を持つJSOCは2019年に行われたイスラム国指導者アブー・バクル・アル=バグダーディーの暗殺など、最も政治的リスクが高く、失敗が許されない作戦を遂行する海軍のシールズ・チーム6や、陸軍のデルタフォースを含む各軍一のエリート特殊部隊の作戦統制権を持っている。ヒンドゥークシュ山脈の雪道からソマリアの荒野まで、過去20年間戦闘を続けて来たJSOCの予算と権力が増し続けると共に、作戦の幅も広がっていった。フォートブラッグ内に厳重に警備された拠点を置く、軍の中の極秘の軍だ。

30 : 2021/06/07(月) 19:44:51.35 ID:5qzNCbFw0
宇宙人関係か!?
31 : 2021/06/07(月) 19:45:36.87 ID:YFIhL14R0
tier1軍人かっこよすぎだろ
32 : 2021/06/07(月) 19:45:51.63 ID:SoPgLMp6a
「この組織に関することは実質全てが国家機密です」とJSOCの歴史を記す『Relentless Strike』の著者ショーン・ネイラー氏は言う。「ほとんど活動していなかったのが9.11以降、毎晩全世界で10以上の作戦を同時に遂行するようになりました」

これらの作戦はアメリカの存在感が薄い国で行われ、兵士たちは「目標が達成され、戦術が公や権力者に知られない限りモラルや倫理が見る者に委ねられるような”グレーゾーン”で動いている」と、フロリダに軍用機で50キロのコカインを密輸しようとした罪で連邦刑務所に収容されている元グリーンベレー隊員が著者宛の手紙に書いた。「エリート兵士なら娼婦、銃、薬、欲しい物なら何でも手に入る。司令部から遠く離れた場所で清廉潔白でいられると思われているんだ」

ラヴィーンとデュマスの遺体の発見は地元警察にも大きな衝撃を与えた。国内最大の陸軍基地であるフォートブラッグが所在しているとはいえ、ファイエットビルは白い時計台を中心に赤いレンガ造りの古い建物が立ち並び、そのすぐ外をディスカウントストア、ドライブスルーのハンバーガー屋、銃販売店、バプテスト教会が囲む比較的小さい南部の町だ。デュマスはノースカロライナ州で脅迫や官名詐称で何度も逮捕されているが、起訴されたことはない。ラヴィーンも複数回起訴を逃れて来たが、彼が疑いをかけられたのは脱獄犯の蔵匿、薬物の製造を行う場所及び道具の所持、そして殺人まで含む重罪だ。

33 : 2021/06/07(月) 19:46:08.23 ID:SoPgLMp6a
ラヴィーンは2018年に親友のグリーンベレー隊員マーク・レシカーを麻薬の効果で激化した口論の末、射殺した。目撃者は幼い女の子2人だけ。保安官代理が署まで同行したが逮捕や起訴されることはなく、その夜デルタフォースの同僚に家まで送られた。「彼らの行動は極秘にされています」と多数の現役及び退役したデルタフォース隊員が家を持つヴァスという小さな町のダイアン・バラード刑事は言う。「やりたい放題です」

しかし、ラヴィーンの死体発見で一番困ったのはフォートブラッグの上層部だ。陸軍は2020年に基地内で亡くなった兵士の合計人数を発表していないが、ラヴィーンの死で他殺と自殺を含む死者の数が最低でも44人に達し、フォートブラッグは大差をつけて不名誉な1位を獲得した。2020年の死者が28人で2位だったフォートフッドには議会の調査が入り、”悪習”が一掃され、指揮官のほとんどが解雇された。国家軍事委員会は未だフォートブラッグの類似性に気がついていないようだ。

34 : 2021/06/07(月) 19:46:29.19 ID:jKVdxn6m0
tier3軍人もいるのかな
35 : 2021/06/07(月) 19:46:34.98 ID:SoPgLMp6a
フォートブラッグで出た初めての「死者」

最初に死者が出たのは2020年1月、テキサス州出身の19歳の男性の腐敗が進んだ死体が彼の寝床で発見された。陸軍は死因を発表しておらず、1年が経過した今でも調査は続いている。3月にオハイオ州出身の若いグリーンベレー訓練生が兵舎で「反応がない」状態で発見された件についても同様だ。5月下旬には落下傘部隊の仲間6人とキャンプをしていたカリフォルニア州出身の21歳の兵士が斬首されたが、この事件についてもまだ誰も逮捕されていない。11月に寝床で「反応がない」状態で発見されたテキサス州出身の24歳の兵士についても陸軍はそれ以上の詳細を発表していない。この1年でフォートブラッグでの自殺者は21人に上り、他のどの米軍基地よりも多い。

フォートブラッグの狂った一年はラヴィーンとデュマスの死体の発見から3週間後に起きた事件で締めくくられた。特殊部隊所属の31歳の衛生兵キース・ルイスが元空軍兵の臨月の妻サラ・ルイスさんを射殺した。2016年にサラさんに暴行を加え、ファイエットビル警察と武装した状態で睨み合いになった時に息子は陸軍から解雇されるべきだったとキースの母、リンダ・ルイスさんは著者に話した。「息子は私に電話して来て『母さん、今頭に銃を突きつけてる。サラを傷つけてしまったし、キャリアは終わった』と言いました。私が長い時間をかけて話すとようやく銃を下ろしてくれました」。その後「問題は特に何もなかった」とリンダさんは言う。

36 : 2021/06/07(月) 19:47:04.99 ID:gdLW5bC4d
フルメタルジャケットのデブか?
37 : 2021/06/07(月) 19:47:09.74 ID:UEAjz/3v0
これが民主主義の正体だぞ
38 : 2021/06/07(月) 19:47:16.16 ID:A9dgB23X0
アメ公のことだからFPSごっこしちゃうんだろうな
39 : 2021/06/07(月) 19:47:33.46 ID:SoPgLMp6a
終わり。続きはリンク先で

カンバーランド郡は証拠不十分のため不起訴にしたが、「懲戒処分」と、薬物依存症及び結婚カウンセリングの受診の指示は受けたと、ルイスが所属する第1特殊部隊のスポークスマン、ダン・ルサール少佐は述べた。

問題は解決しなかった。サラさんの母、ロンダ・フィリップスさんによるとサラさんは2020年に少なくとも2度、最後は12月11日に身の危険を感じているとルイスが所属する部隊に報告している。「大量に酒を飲みステロイドを使っていたので兵舎に戻すよう部隊に連絡しましたが、全く対応してもらえませんでした」

「12月11日にそのような問い合わせがあったかまだ確認出来ていません。今その作業を進めています」とルサール少佐は言う。

わかっているのは12月22日にサラさんが911に通報し隣人の家に避難したということだ。ルイスは片手で3歳の娘を抱え、もう片方の手で銃を構えながら外まで追いかけた。サラさんが隣人の家の扉を叩くと彼女に向けて発砲した。凶弾はサラさんが後ろに身を隠そうとした隣人の車を破壊し、死ぬ間際に娘が生まれた。イザベラと名づけられる予定だったその子が生き延びることは叶わなかった。キースが降ろしたのか自分ですり抜けたのか、3歳の娘は駆けつけた警察官の一人に飛びついた。複数人の警官が銃を向けながら武器を下ろすよう叫ぶと、ルイスは銃を自分の額に当てそのまま撃ち抜いた。

40 : 2021/06/07(月) 19:47:55.92 ID:UEAjz/3v0
自衛隊も覚せい剤を置いていい場所があるよ
46 : 2021/06/07(月) 19:52:59.22 ID:NKH1u6g/0
>>40
戦闘用の覚せい剤か?
軍人や警察官は違法活動に詳しくなるよなぁ
48 : 2021/06/07(月) 19:54:23.15 ID:tz9x6KHz0
>>40
なおソース無し
41 : 2021/06/07(月) 19:48:23.33 ID:BA3Yen9wM
ゴム人間にやられたんだろトラさんを放逐した報いだ諦めろ
42 : 2021/06/07(月) 19:48:25.54 ID:UEAjz/3v0
この時間にこの話題は重い
言えるのは軍人は死んでもいい
43 : 2021/06/07(月) 19:49:13.10 ID:pL6W4NSb0
彼はもう二度と罪を犯さない、それだけだ
44 : 2021/06/07(月) 19:49:56.92 ID:FyJ7Yt8s0
Qが
ほらみろCIAとトランプ派軍人が戦闘していたんだ!とか言いそう
45 : 2021/06/07(月) 19:50:44.94 ID:+ORfIVxF0
いつもみたいに中国のせいにしとけば皆納得する
カナダに解放軍が上陸したんだろ?
47 : 2021/06/07(月) 19:54:00.54 ID:RYYzcZb+0
極秘部隊内の腐敗とかどこが捜査するんだ?
憲兵…では無さそうだな
52 : 2021/06/07(月) 19:58:37.53 ID:n1nPgk2X0
>>47
NCISのギブスかな
49 : 2021/06/07(月) 19:55:07.53 ID:6zPXPUIo0
特殊部隊内に麻薬マフィアが形成されてるようなもんか
すげーな
50 : 2021/06/07(月) 19:55:39.57 ID:lNcexlU50
ちんげ燃やして喜んでるどこぞの軍隊とはえらい違いだ
1年で21人がジサツする基地ってなんだよ
51 : 2021/06/07(月) 19:57:04.40 ID:BUFT9/xz0
>>50
自衛隊も相当自殺してる
隠蔽は日本のお家芸
53 : 2021/06/07(月) 19:58:49.23 ID:SoPgLMp6a
要約すると

米特殊部隊の基地フォートブラッグで多発する不審死
蔓延する薬物
犯罪を犯しても訴追されない
全てを隠蔽する上級司令部と陸軍犯罪捜査司令部

54 : 2021/06/07(月) 20:00:22.68 ID:NKH1u6g/0
>>53
麻薬販売はCIAとかの南米戦略だったはずだがな
米国の舞台内部で小遣い稼ぎが蔓延してるんだろうか
55 : 2021/06/07(月) 20:00:50.32 ID:t3QeN+nw0
>>53
後半の遺族インタビューいらんよなこの記事
56 : 2021/06/07(月) 20:01:25.61 ID:HdnhFqB80
なんかアフガンでやった奴らかな?
口封じだろこれ

コメント

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