中学の時書いてた小説(黒歴史)を晒していくwwwwwwwww

1 : 2022/03/16(水) 22:02:18.344 ID:ac9ATqki0
高校卒業して、いろいろ整理してたら中学の時の授業中、小説を書いてたノート
見つけちまったから晒していくぞwwww

オタクの妄想で読んでてかなりきついから耐性ない人は注意

2 : 2022/03/16(水) 22:03:07.812 ID:3cDy8mGw0
はよ
3 : 2022/03/16(水) 22:03:26.262 ID:VIRxEDS80
はよしろ
4 : 2022/03/16(水) 22:03:45.708 ID:ac9ATqki0
夏休みが明け、10月に入り肌寒い日が増えた。少し身を震わせながら、明日からは上着を着てこようかなどと考えながら歩く。登校する時にいつも通る道を進み、いつも使っている自販機でコーヒーを買い、学校につく。朝に学校でやることは決まっている。掲示板サイトでレスバしてる愉快な奴を見たり、Twitterを適当に見たり。

 いかにもぼっちで陰キャらしいルーティーンを毎日こなしながら送る日々も残りは一年半となる

6 : 2022/03/16(水) 22:04:01.845 ID:ac9ATqki0
あミスった
7 : 2022/03/16(水) 22:04:33.606 ID:ac9ATqki0
タイトルが「ぼっちな僕と無表情な後輩」
8 : 2022/03/16(水) 22:05:10.545 ID:VIRxEDS80
>>7ラブストーリーかな?
9 : 2022/03/16(水) 22:05:21.605 ID:ac9ATqki0
とりあえず、事前にノートからそのままpcに写していった奴をコピペしていく
10 : 2022/03/16(水) 22:05:29.269 ID:3cDy8mGw0
なんだ、漏れ達の話か
11 : 2022/03/16(水) 22:05:41.429 ID:ac9ATqki0
夏もあけ、10月に入り肌寒い日が増えた。少し身を震わせながら、明日からは上着を着てこようかなどと考えながら歩く。

 携帯の時計を見て登校時間ギリギリになっていることに気づき、歩く速度を速めた。

 毎日、登校時間ギリギリで学校に行っていていて、いつも急ぎながら登校しているが、早めに学校へ行くことはどうしてもできない。別に寝坊しているとか、準備に時間がかかっているとかではない。わざとこの時間帯に学校へ行っている。

12 : 2022/03/16(水) 22:06:10.187 ID:ac9ATqki0
早めに学校へ行っても、ほぼ誰かに席を取られていて椅子に座れないのである……。居場所のない教室に唯一合法で自分がいられる場所は自分の席しかない。友達がいれば、友達と雑談でもしてホームルームまで時間を潰せるのだろうが、友達ゼロで陰キャの僕は、自分の席がとられてしまえば、教室にいられなくなるのである。

 ていうか、女子の席取るスピード異常じゃないか? 休み時間、数秒でも席をはずそうとすれば、一瞬で席を取られ友達と雑談を開始している。もしこの教室でデスゲームが開始され椅子取りゲームで生死が決まるとなれば、間違いなく僕が最初に死んでしまうんじゃないか……。

13 : 2022/03/16(水) 22:06:29.387 ID:ac9ATqki0
このぼっち生活も残り一年半となる。ぼっちも慣れれば案外悪くないものな気がしてきた。

 友達がいると人に気を使わなければならないし、自転車で登校する時とか、前三人が並列走行して自分だけ後ろを走って会話に入れないだとか、そんな無駄な悩みを抱えなくてすむのである。

14 : 2022/03/16(水) 22:06:48.121 ID:ac9ATqki0
流石にぼっちを一年半、中学も含めれば四年半続けていれば、メンタルも鍛えられるもので、一人でいることに恥ずかしさなんて感じないし、ペアを組む時も、一瞬で余りそうな人を見つけペアを組む能力を身に着けている。不便なことがあるとすれば、忘れ物をしたときぐらい。人に借りることもできないからその時はライフで受けるしかない……。

 一年半、なんとかぼっちで生きてきて何事もなくこれたわけだから、残り一年半も頑張って生きていきたいと思う

15 : 2022/03/16(水) 22:07:00.588 ID:ac9ATqki0
授業の終わりを告げるチャイムが鳴り、各々が帰宅していく。その流れに乗じて僕も廊下に出るわけだが、放課後は行く先が決まっている。

 玄関に向かう生徒の逆を行き、人を避けながらある場所を目指す。目的の場所に近づくにつれ人は少なくなっていく。4階の化学準備室のある廊下沿いは、普通の教室の二分の一くらいの広さしかない空き教室が並んでいて、薄暗くなっている。利用目的がないためここを通る人はほとんどいない。その廊下の奥にある部屋を目指して歩き、目的の部屋の前についた。

16 : 2022/03/16(水) 22:07:21.969 ID:ac9ATqki0
ドアノブを下げ扉を開くと、10畳ほどの広さの部屋に長机が二つ縦に置かれていて、それに対応するように二つ椅子が置かれている。片方の椅子は空いているが、片方の椅子は埋まっている。

 黒髪でショートカット、愛想が悪そうな顔をしてはいるが、整った顔立ちをしていて、身長160cmほどの小柄な女の子。椅子に座りながら本を読んでいた女の子は僕が扉を開けたことに気づく

17 : 2022/03/16(水) 22:07:40.717 ID:ac9ATqki0
放課後、いつもこの部屋に来て扉を開ける。そして彼女はいつも同じセリフを言うのだ。

「先輩。今日もぼっちなんですね」

 平坦な口調で発せられる言葉に対して、彼女が座っている椅子の反対に置いてある椅子に座りながら答える。

「わかりきってることをいちいち言うな」

「先輩、今日も友達いないんですね」

「言い方を変えたら何度でも罵倒できると思うなよ。そのリサイクルをエコとは言わない」

18 : 2022/03/16(水) 22:07:54.960 ID:ac9ATqki0
「いや、あれですよあれ今流行りの、SDGs。持続可能な罵倒目標」

「そんなものを持続するな。環境に配慮して罵倒すればプラマイゼロだと思うなよ」

「突っ込みがうるさい人ですね」

ずっと本に目を落としながら答える深白ちゃんを見ながら、
「深白ちゃん、僕が今一番驚いていることを言おうか」

「言わなくていいですよ」

「いや言うから、許可制じゃないから。僕が今一番驚いているのは、最初に声をかけてから一度も手に持っている本から目を離さず会話を続けていることだよ」

19 : 2022/03/16(水) 22:08:10.779 ID:ac9ATqki0
「でも、先輩は目を見て会話するどころか、目を見なくても会話できないですよね」

「関係ないよね。今の会話から僕のコミュ障に話をつなげられる部分なかったよね。もう悪口言いたいだけだよね」

「悪口じゃなくて事実です」

「なおさらダメじゃん……!」

「今日も私の勝ちですね」

「勝手に勝負を始めて勝手に勝つな、いつから勝負が始まってたんだよ」

20 : 2022/03/16(水) 22:08:21.447 ID:ac9ATqki0
確かに負けた気分にはなったけど。

 いつも後輩である深白ちゃんに言葉の暴力でいじめられているわけだけど、会話のドッチボールで一方的にいじめられているわけだけど、そんな放課後も結構楽しいと感じながら、毎日放課後を過ごしていた。それがなんだかんだでぼっち生活の支えになってるのかもしれない。

21 : 2022/03/16(水) 22:09:27.452 ID:ac9ATqki0
ここから第二話 ここまでとりあえず書き写してる、続きほしかったら三話目も
ノートから写していくぞ
22 : 2022/03/16(水) 22:09:41.730 ID:ac9ATqki0
二年生になってから一週間がたち、そろそろクラスでの勢力図というか関係図みたいなものが固まってきていた。当然ながらその関係図に僕は書かれていないわけだが、そんな僕は今までで一番の危機を感じていた。

 昼休み、僕は席を絶対に移動しないという決まりがあった。席を少しでも外そうというならば、椅子取りゲームを極めてる生徒が僕の椅子を占領しているのである。その対処法として椅子から絶対に離れずに食事をとるということをしていたのだが。4時間目終了後、我慢できずにトイレに駆け込んでしまった。そして案の定、椅子がとれているのであった。

23 : 2022/03/16(水) 22:09:46.375 ID:VIRxEDS80
何話まであるの
24 : 2022/03/16(水) 22:09:56.471 ID:ac9ATqki0
しなければいけないのか、便所飯ってやつを。今まで一度もしたことがないのに……。 

 さすがに便所飯には抵抗がある。でもどうしよう。私立高校であれば屋上が解放されていたり、カフェテリア的スペースがあるのかもしれないが、僕の高校は一般的な公立高校だ。

 どこか空いてる教室でもあればいいんだが……。いや一つだけ心当たりがある。

25 : 2022/03/16(水) 22:10:05.948 ID:ac9ATqki0
4階の東側、化学準備室がある廊下沿いは蛍光灯が弱まっていて薄暗い。それが表す通り、ここの廊下沿いを使う場面は非常に少なく、手入れもされてない。 

 その廊下の一番手前の教室を開けてみるが開かない。反対側の扉側もあけてみるが、やはり開かない。もう一つ奥の教室も調べてみたがやはり鍵は閉まっていた。残るは一番奥にある部屋のみ。その扉に手をかける。祈りを込めながら力を入れると、扉は開いた。一瞬嬉しさがこみ上げたが、その嬉しさは喉で止まってしまった。

 そこには先客がいるのだった

26 : 2022/03/16(水) 22:10:27.510 ID:ac9ATqki0
黒髪のショートで愛想が悪道ではあるが、間違いなく可愛いと言える整った顔立ち。体格は小柄で160cmほどの女の子。そんな彼女は可愛らしい小さめの弁当を食べていた。
 
 なるほど、同じ境遇の者は、同じ場所にたどり着くのか、と勝手に察していた。

扉を開けた音に気付いた彼女はこちらに気づく。

流石に申し訳ないし、すぐ戻るかと思い、口を開く。

「あ、すいません。すぐ戻ります」

 同じ部屋でご飯を食べるわけにもいかないし、、一言謝り扉を閉める。どうやら便所飯を覚悟するしかないのか、いや最悪食べなくてもいいか、なんて思いながら廊下を戻っていく途中、後ろから制服の腰あたりをつままれた。

27 : 2022/03/16(水) 22:10:30.466 ID:kIkUtdWG0
お前俺ガイル好きだろ?
39 : 2022/03/16(水) 22:15:37.827 ID:ac9ATqki0
>>27 よくわかったな。当時俺ガイルが好きで影響は受けている気がする。
氷菓も好きだったから多分放課後の部室を書いてた
28 : 2022/03/16(水) 22:10:44.630 ID:ac9ATqki0
制服をつまんでいたのは、さっきいた女の子だった。

「あの……。ご飯食べる場所……ないんですか……?」

 彼女の顔は無表情ではあるものの、少し前髪が目にかかっていて、その髪の隙間から見える瞳には期待と寂しさのようなものを感じた。

 「えっと、まぁ、そんな感じかな。でも気を使う必要はないよ。僕なんていても居心地悪いだろうから」

「いえ、大丈夫ですよ。一人よりは二人のほうが良いと思います」

 便所飯を回避できるならとても嬉しいのだが。彼女の邪魔をするのも悪い気がする。まぁしかし、彼女もこう言ってくれてるわけだし、悪くはない……か。

29 : 2022/03/16(水) 22:10:55.776 ID:XVRhTjtl0
本当は今書いててみんなに見せたいけど不評だったら恥ずかしいから中学生の頃に書いたという保険をかけて自分を守るな!
30 : 2022/03/16(水) 22:10:56.909 ID:ac9ATqki0
「ならまぁ、お言葉に甘えようかな」

それを聞いた彼女は、下向きだった顔を上げ

「はい、甘えてください」

と、言うのだった。

31 : 2022/03/16(水) 22:11:16.330 ID:ac9ATqki0
「名前はなんていうの?」

お互いが向き合った間に長机を二つはさみ、ご飯を食べているとき僕は質問を投げかけた。

「雪色深白って言います」

「なるほど、雪色さんは」

「深白で大丈夫ですよ。私は多分、後輩なので」

そう言われ制服のネクタイを見る。一年生は紺色のラインが入っていて二年生は黒のラインが入っている。

「えーっとじゃあ、深白ちゃんっていつもここでご飯を食べているの?」

「そうですね、教室はすこし居づらいので」

 そう言いながらぱくぱくご飯を食べている深白ちゃんを見て、なんとなく小動物をイメージしてしまう。

32 : 2022/03/16(水) 22:11:31.116 ID:ac9ATqki0
「放課後もいつもここにきてますよ」

「なるほどね、そんな大事な場所を使わせてもらっていいのかな」

「大事な場所って言っても、私の場所っていうわけでもないので、それに一人より二人のほうが楽しいと思いませんか」

 今までぼっちでいい、ぼっちのほうがメリットが多い、などといろいろ言葉を尽くして言い訳をしてきた。しかし実際こうやって話せる人が出来ると簡単に気が変わってしまう。

 ご飯を食べ終えチャイムが鳴る。部屋から出ようとするとき、また後ろから制服をつままれる。

「先輩、先輩も放課後、ここにきませんか? 先輩に…..‘‘友達ができるまで‘‘」

33 : 2022/03/16(水) 22:11:40.628 ID:ac9ATqki0
友達ができるまで……ね。一生そんな日は来ない気がするが、まぁでも放課後特にやることがあるわけでもない。だからまぁ、毎日ここへ来るのも悪くはない気がする。

「わかったよ。放課後ここへ来るよ、友達ができるまで」

 それから毎日放課後に、あの部室なのか物置なのかわからない部屋へ行き、扉を開ける。

 そうすれば中にいる彼女はいつもこう言うのだった。

「先輩、今日もぼっちなんですね」

これが深白ちゃんとの出会いだった。

34 : 2022/03/16(水) 22:12:49.400 ID:ac9ATqki0
ここまではノートから写した。ここからも欲しかったら頑張って続きも写していくけど、
タイピング遅いから時間かかると思う。
35 : 2022/03/16(水) 22:13:09.127 ID:tmWPL8nsa
これ実は最近書いただろ
42 : 2022/03/16(水) 22:17:24.276 ID:ac9ATqki0
>>35 中学って言ったけど正確には中三~高一だな。高校に入ってから内容
が大きく変わっている部分はある
36 : 2022/03/16(水) 22:13:38.637 ID:2cU1k0TE0
お前の自伝か?
38 : 2022/03/16(水) 22:14:34.423 ID:tmWPL8nsa
続けて
40 : 2022/03/16(水) 22:15:58.846 ID:FMslv0BB0
SDGsって最近じゃねーか
41 : 2022/03/16(水) 22:16:09.920 ID:2cU1k0TE0
読んでるから最後まで続けろ
43 : 2022/03/16(水) 22:21:34.296 ID:FMslv0BB0
続きはよ
44 : 2022/03/16(水) 22:21:41.236 ID:ZwFDOwq60
見てるよ
45 : 2022/03/16(水) 22:24:00.618 ID:ac9ATqki0
続きもうつしていくわ
46 : 2022/03/16(水) 22:25:18.118 ID:ac9ATqki0
あ、ちなみに深白でみしろって読む。由来は当時見てた虚白の夢っていうフリホラーゲーム
47 : 2022/03/16(水) 22:26:11.502 ID:ac9ATqki0
続き↓
48 : 2022/03/16(水) 22:26:32.186 ID:ac9ATqki0
文化祭。それは10月に行われるくだらないイベントである。そんなイベントは、当然僕には無縁であり、準備にも一切関わっていない。去年の文化祭では、自分のクラスの出し物を、文化祭当日に知るという孤立ぶりである。文化祭の準備期間では授業の代わりに、文化祭の準備が出来たりするが、その時間、僕は真っ先に図書室に行って時間を潰すわけで、教室で何が行われているのか全く知らないのだ。準備をさぼって怒られる人もいるが、僕の場合はそもそもいなくても気づかれないため、怒れることもない。つまりぼっちのほうが仕事量は減るので、友達がいるより友達がいないほうがメリットは大きいのだ……!仕事量が減る代わりに思い出も減りますけどね。
49 : 2022/03/16(水) 22:27:19.714 ID:ac9ATqki0
そんな文化祭の準備は、放課後も行われるわけだが、当然僕は、そんなものに一切目を向けず、教室を出るのだった。
50 : 2022/03/16(水) 22:27:26.943 ID:2cU1k0TE0
深白ちゃんはぼっちのお前のどこに惹かれたんだ?
小説の中で明らかにされる?
51 : 2022/03/16(水) 22:27:43.585 ID:ac9ATqki0
10月も後半に差しかかり、やや寒く感じてくるようになった。冬の雰囲気は結構好きで、なんとなく感傷的な気分になれるのが気持ちい。夏になるとそんな感覚が恋しくなる。

 放課後の薄暗い廊下を歩き、一番奥の部屋の扉に手をかける。扉を開け中を見ると深白ちゃんが、本を読みながら椅子に座っていた。

53 : 2022/03/16(水) 22:29:05.770 ID:ac9ATqki0
「こんにちは先輩、今日もぼっちですね」

「その挨拶もいつまで続くか分からないからな」

「先輩に友達ができる可能性があるんですか?」

「僕はその可能性を信じ続けてるよ」

「まぁ、そうですね。日本は宗教の自由が保障されていますからね、何を信じていても私は否定しませんよ、先輩」

54 : 2022/03/16(水) 22:29:35.596 ID:nuIJlyyf0
読んでないけどゴミ!
55 : 2022/03/16(水) 22:30:07.948 ID:ac9ATqki0
「宗教じゃないから……!僕の友達ができる可能性を勝手に宗教にしないでくれるかな……!」

そういいながら、椅子に手をかけ座り込む。本に目を落とす深白ちゃんを見ながら、

「まぁでも、友達がいないっていうのも、それはそれで気が楽でいいけどね。自分の立場とか考えたりしなくていいし、みんなで席に座るとき、端っこになって会話に入れないだとか、そういう対人関係に悩むことがないからね」

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