岸田文雄「北朝鮮のミサイル技術は進歩している。発射拠点を攻撃する能力を検討しないと。これが現実主義」軍事専門家「！！！」

【単刀直言】岸田文雄元外相　様変わりする国際情勢に「現実主義」で」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3efaff9cd455930378b90315df0279c3d176335d

私が第２次安倍晋三政権の外相に就任した平成２４年ごろと比べると、
国際情勢は様変わりしました。
中国海警局に武器使用の権限を付与する海警法が施行され、
尖閣諸島（沖縄県石垣市）や東シナ海はますます緊張感が高まっています。

海警の動きに日々対峙（たいじ）するのが海上保安庁ですが、
軍事組織化された海警に対し、海保はあくまでも海上法執行機関。
海上保安庁法では、海保が「軍隊」として組織されたり、
訓練されたりしてはならないとの規定もあります。
こうした体制の中で、領域を守り抜くため、海保と海上自衛隊の連携強化に向け
あらゆる手立てを考えなければなりません。

また、昨年、地上配備型弾道ミサイル迎撃システム
「イージス・アショア（地上イージス）」の導入が中止されましたが、
中国や北朝鮮のミサイル技術は変則軌道や極超音速など格段に進歩しています。
わが国のミサイル防衛体制が十分なのかどうか、
相手国のミサイル発射拠点を直接打撃する能力の保有も含め、
絶えず検討する必要があります。

「相手国のミサイル発射拠点を直接打撃する」とは一体どういう意味なのでしょうか？　
北朝鮮の弾道ミサイルは全て車載移動式発射機です。
戦争が始まる前に基地から出撃して全土に散開し隠れて身を潜めます。
「ミサイル発射拠点」などというものは存在しないのです。
動き回る移動発射機は偵察で見つけ出すこと自体が難しく、
攻撃によるミサイル発射阻止は困難を極め、アメリカ軍ですら湾岸戦争でスカッド狩りを失敗し、
今現在もイエメン紛争でサウジアラビア軍は
空爆によるミサイル発射阻止を出来ないままでいます。
ミサイル発射拠点という言葉を使ってしまった時点で、
この問題を理解しているようには思えません。

石破も岸田も自民も終わりだ