情報屋(♀)「あれー、どっかで見た顔っすねぇ。」

情報屋「ずいぶん景気が良さそうじゃないの。どれ、ワタシも一杯ご相伴に預かろ……あいたっ！」

情報屋「なーんすかケチくさいなぁ～。一体誰のおかげでこんなたらふく飲めると思ってるわけぇー？」

情報屋「ワタシと仲良くしといて、損はないと思うけど…？ひひひっ…。」

情報屋「あーいごちそうさんでぇーす！あ、お姉さん、ワタシもこの人と同じやつ！」

情報屋「……んでぇ？どうだったのよぉ。古代の秘宝とやらは無事に見つかったの？」

情報屋「ありゃ、災難だったねぇ。まあ古代の遺跡ともなれば罠のひとつやふたつあってしかるべきだよねぇ。」

情報屋「まーまー、こうして無事に帰ってきて美味しく飲めるわけだし、そういう細かいことは言いっこなし！元気が一番ってね、かんぱーいっ。」

情報屋「…………で……今回はどんだけいられるの…？次に旅立つ目処とかついてらっしゃる？」

情報屋「ほぉー……それはそれは…。いえね、実は小耳に挟んだことがありまして…。」

情報屋「なんでもかつて王族を乗せてた沈没船がこの度見つかったそうで……献上品を積んでたその船にはまだ上がってないお宝がどっちゃり眠ってるとかなんとか…。」

情報屋「おーっとぉ、これより先は……ねぇ？こっちもこれが飯のタネなわけでして……ひひっ。」

情報屋「まあまあっ、○○のダンナにはお得意価格で勉強させていただきますよ～。ざっと見積もって……こんなもんでどう？」

情報屋「……あははっ、○○さんにはかなわないな～。……よしっ。じゃあ今回は奢ってもらったご恩に免じて～…………これでどうだっ。」

情報屋「はーい毎度ありぃ♪いやぁーいい買い物したねぇダンナぁ。これであんたももっといい暮らしができるってもんだぁ。」

情報屋「ワタシらは持ちつ持たれつ……これからもどーぞよろしくお願いしますよっ、○○せーんせ？ひひひひっ！」

情報屋「ね、ダーンナ？」

にっこりしながら意味深なこと言って欲しい
獲物は拳銃