パブロ・ピカソ、写実的な絵よりも崩した絵の方が歴史的に評価されてしまう

上の写実的な絵よりも下の絵の方が歴史的に評価されてるけどどういう心境なんやろ

ワイは1枚目のが好きやけど二枚目の絵はピカソにしか描けんからな

こういう芸術は写実主義にとっても新しいインスピレーションの獲得のええ機会やからな
現代芸術を否定してる連中は浅いですわ

実際生で見ると全然印象変わるで大きさも含めて
画集なんてただのカタログでしかない

絵画って空間芸術やぞ
スマホで見て魅力わかると思うやつアホやで

写真のような画なら写真には勝てないから

ピカソ「リアル絵なんて写真でええやん、それよりワイは絵でしか表現できない事に朝鮮するで～🤗」

絵画は基本的にリアルをなるべく正確に描きとる写実と
精神世界を表そうとする抽象の間で揺れ動いとるんや
カメラの登場で写実主義は一気に廃れてもうたが

>>16
いうて素人が見てもはえーってなる凄い写真も存在するから
写実主義事態も嘘ではなかったんやろうな

いや、写真でいいじゃん

個性的でキャッチーな絵が多くて案外万人受けするんよな
ピカソは絵が上手いっていうよりも観察力が異常
その観察力で抽象化させるのがほんまに上手い

>>21 赤坂でやってた時は通い詰めるレベルで行ったが、京都はちょっと遠いから来年行こうかと思う

言うてゲルニカってむっちゃでかい絵やし普通に凄いやろ

自分で苦悩しながら模索した作風が評価されたらそら嬉しんじゃね

いままでの歴史を踏まえて新しい価値観を生むのが芸術や

>>27
そういうことやね

ピカソは大体好き
典型的な生きてるうちから支持されるタイプのバランス感覚めちゃ良い系

あとピカソはゴッホのように自分を受け入れない世間を恨むのではなくて「なら、どうすれば世間が自分を受け入れてくれるか？」を考えて必死に自分の作品を売り込んだんや
歴史上で一番多作な画家として知られているように、自分のアイデアが世間に受けいれてもらえなかった時は「どこがダメだったんだろう？じゃあ次はここを変えて作ってみよう」 って売り込むことを意識して市場に合わせようと沢山の試行錯誤を繰り返しているから偉大な画家になれたんや

抽象画は内面に訴えかけてくるからええな
写実的な絵は綺麗でも伝わりにくいし

ピカソはめっちゃ考えて描いた結果がこれだもんな、
初期のただの写実は生まれつきの才能だからな。

昔は宗教画家が一番偉くて次点歴史画家
次に人物画家、最後に風景画家ってランクや

上手い下手の問題やなくて昔は何を描いたかが重要やったんやで

ここまで実力のある人がその道を変えてこのスタイルを選んだっていう事実がまず注目浴びるからな
芸術って作品そのものだけじゃなくてそれができた過程なんかも見られるし
だからピカソは習作の為のデッサンも全て残した
そういうことやねん

あとは教養の有無は芸術に必要なのか？って論点もあるわな
勉強しないとすごさがわからない絵と、未開の土人が見てもすげーと驚く絵とどっちが優れてるのか