【とくダネ】小倉智昭、木村花さんへのSNS上での誹謗中傷問題に「彼女はプロレスラー。番組に出ることによって叩かれる怖さを知らない」

２８日放送のフジテレビ系「とくダネ！」（月～金曜・前８時）で、フジテレビが恋愛リアリティー番組「テラスハウス　ＴＯＫＹＯ　２０１９―２０２０」（月曜・深夜０時２５分）が出演者で女子プロレスラーの木村花さん（享年２２）が２３日に番組での言動に対する誹謗（ひぼう）中傷を苦に自殺したとみられることを受け、制作、放送を中止することを報じた。

　番組では、「テラスハウス」の公式サイトでは、改めて木村さんと遺族に哀悼の意を示した上で「制作を中止する事を決定致しました。この度のことを重く受け止め、今後も真摯（しんし）に対応して参りたいと考えております」と報告したことを伝えた。

　フジテレビの公式動画配信サービス「ＦＯＤ」での配信も停止。同社は「このたびのことを重く受け止め、今後も真摯に対応して参りたいと考えております」とコメントした。

　また、高市早苗総務相は、今回のＳＮＳ上で誹謗中傷を問題視し、匿名で書き込みをした発信者の特定を容易にするよう検討すると表明するなど国会での動きも番組は報じていた。

　スタジオでは出演者がＳＮＳ上での誹謗中傷、「テラスハウス」の制作について議論した。小倉智昭キャスターは、「テラスハウス」の大ファンだったことを明かし木村さんの死を悼んだ。番組の制作について「制作して出す側にしてみればいっぱい映像を撮って、その中からつないで作品として出すわけですから、その演出効果は当然考えると思うんです」と示した。

　一方で「ただ、それとＳＮＳ上の攻撃とはまるで別個のものと思っていて。僕もこういう仕事をしてます。幸い僕はこれが本業ですから、ネットで叩かれたりすることはよくありますし、それもいたしかたないんだろうなと思います。ただ、彼女の場合は、本業はプロレスラーですから、こういう番組に出ることによって叩かれる怖さを知らない。まともに全部、自分で受け止めた感じなんだろうね」とコメントしていた。

報知新聞社

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200528-05280040-sph-ent

同胞？が騒ぎ　日本人の言論弾圧法案に利用される