自衛隊「かがは航空機搭載多機能護衛艦です。攻撃型空母ではありません」

今回の改訂で追加された**「CG」と「CVM」**という2つの新しい艦種記号は、それぞれ特定の艦艇を指します。

CG (Cruiser Guided-missile)

**「巡洋艦（Cruiser）」と「ミサイル搭載型（Guided-missile）」**を意味します。

2027年と2028年に就役予定の**イージス・システム搭載艦（ASEV）**に適用されます。

CVM (Cruiser Voler Multipurpose)

「巡洋艦（Cruiser）」、フランス語で「飛ぶ」を意味する**「Voler」、そして「多目的（Multipurpose）」**の頭文字から構成されます。

日本語では**「航空機搭載多機能護衛艦」**と呼ばれ、文字通り「航空機を搭載する多機能巡洋艦」を意味します。

海上自衛隊最大の水上戦闘艦であるいずも型護衛艦がこの新しいCVMの分類に該当します。

いずも型護衛艦は元々「ヘリコプター搭載護衛艦（DDH）」として運用されていましたが、2020年度からの改修により、F-35B短距離離陸・垂直着陸（STOVL）固定翼戦闘機の運用能力が付与されたため、新しいCVMの記号が割り当てられました。

「Cruiser」の用語は、従来の「Destroyer（駆逐艦）」よりも大きな船体サイズを反映して置き換えられました。また、「Voler」はフランス語で「飛ぶ」を意味し、固定翼機を含む航空機を運用する能力を示すために選ばれました。

JMSDF changes its largest 'destroyer' classification from 'DDH' to 'CVM' - Naval News

The Japanese Ministry of Defense has revised the hull classification symbols for JMSDF vessels effective October 2024. The change adds two new symbols, “CG” and...

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