愛知県、コロナ感染者個人情報漏洩　「恋人」「愛人？」のメモ書きまで掲載

　関係者によると、ウェブサイトには、一部の感染者について、職業や「恋人」「愛人？」などといった感染者同士の関係についてのメモ書きもあったという。

　県が誤掲載を発表した５日午後以降、感染者本人や関係者などから県に苦情電話が殺到。７日時点で１００件を超えた。中には、「損害賠償を求めて裁判を起こす」などの声もあるという。

　誤掲載があったのは５日午前９時３０分頃から約４５分間で、県内の全感染者４９０人（４９５件）分の非公表情報が誰でも閲覧できる状態になっていた。

　このうち氏名も記載されていたのは３９６人分で、県は感染者に個別に連絡し、謝罪。氏名が記載されなかった感染者についても、今後、名古屋市などから連絡先を取り寄せ、謝罪の連絡を検討するという。