【悲報】２億２０００万円の詐欺被害に遭った男性、「取り返せる」と言われ６６００万円を騙し取られる

　和歌山県警和歌山西署は7日、和歌山市内の60代男性が、2018年6月までの約2年間で計約6600万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。
男性は13～14年にも約2億2000万円の特殊詐欺被害に遭っており、この被害金を「取り返す」などと言い寄られ、信じたとみられる。

　同署によると、16年5月ごろ、会社の代表取締役を名乗る男から男性の携帯電話に「過去の被害金を取り返す」などと電話があった。
男性はこの男に取り返すことを依頼。その後、「取り返したので手数料を払ってほしい」などと言われ、16年6月～18年6月、計51回に分けて現金を振り込んだという。

　男性の息子が金融機関の口座履歴を確認して不審に思い、20年7月に同署に相談して発覚した。

　男性は13～14年、競馬予想会社の社員と名乗る男の「必ず当たるレースがある。参加するには預け金が必要だ」などという電話を信じ、約100回に分けて現金を振り込んでいた。【木村綾】
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