自衛隊が歴史上初めて「殺意」を持った相手と対峙することになったという事実

「まるで『シン・ゴジラ』の世界になってきた」。陸上自衛隊が秋田県の要請に応じ、相次ぐクマ被害の対処に乗り出すが、
野生生物を相手に自衛隊が出動するのは極めて異例で、ある政権幹部は、こうつぶやいた。

映画では市街地を破壊するゴジラへの対処として武装テロなどを想定した治安出動が東京都から自衛隊へ要請された。
治安出動での武器使用は相手が現に攻撃を仕掛けている「急迫不正の侵害」など警察官と同様の厳しい制限を負う。
そこで政府は外部の武力攻撃に対する防衛出動を「超法規的措置」として初めて実行したという筋書きだ。

防衛出動の相手は「国または国に準ずる組織」とされ、映画でゴジラに対処したように、クマに適用されることはなさそうだ。治安出動も自然生物が相手では可能性が低い。

■「特殊部隊なら能力的に対処できるが…」

自衛隊出動の枠組みには災害派遣があり、過去には、武器を使用した例として、炎上しながら漂流する危険なタンカーを海自艦が砲撃で沈めた事例がある。
ただ、その砲撃の際は、武器を「道具」として使用。派遣対象は「天災地変、その他の災害」と幅広い半面、基本的に武器使用は想定しない。

クマへの対処としては鳥獣保護法に基づく有害鳥獣駆除もあるが、こちらも、法的主体は地方自治体で、自衛隊が行うことを想定していない。

また、陸自隊員は小銃の訓練を受けるが、狩猟では散弾銃が一般的。小銃の口径も5・56ミリと猟で使うライフル銃より小さく、
防衛省は「獣を撃つ訓練も装備もなく、一義的に自衛隊の役割ではない」とする。

今回は秋田県の要請で箱わなの設置や駆除したクマの輸送などの後方支援にとどまるとみられる。
高田克樹元陸将は「『特殊作戦群』（特殊部隊）なら能力的にクマに対処できるが、獣害駆除に武器使用する法的根拠はなく、自衛隊が発砲する社会的影響も考慮しなければならない」と指摘。
「そもそも訓練や警戒という本来任務に穴が開くことを忘れてはいけない」と話した。（市岡豊大）

特殊部隊って熊相手の戦闘ができるように訓練してるのか
さすが特殊部隊
空挺団は熊無理か?

とか言ってたくせに人食い熊の退治すら出来ないのかよｗｗｗ

どんだけアホなのこの国の政治

空き家が増えるとか
スラム化して取返しがつかなくなるとか
そういうことじゃなかった