神社と仏教が共闘して若者の宗教離れと神仏の魅力を布教するため「神社仏閣ガード」が爆誕

神社仏閣カード」は、ご当地で購入できるコレクション型のカード。

寺や神社の歴史などを知ってもらい、その魅力に触れることで、若い世代の寺社離れを防ごうと、去年８月に岡山の８つの寺院で始まった取り組みで、現在、４県６２の寺と神社で展開されています。

各寺・神社ともに３種類カードがあり、うち１種類がレアカード。 １枚３００円で、裏には歴史や見どころなどについての説明があり、中にどのカードが入っているかはあけてからのお楽しみとのこと。

皆成院　清水成眞　住職 「ゴールデンウイークは結構な方が、若い人も含めて買いに来られています。」 記者が引いたのは冬の朝の様子をおさめたカード。 屋根には雪が積もっています。

齊尾和之記者 「いまは見られない景色ですけれど、何か、その場所にいるような気持が落ち着くような感じがしますね。」 ちなみに皆成院のレアカードは、寺にまつられている「蔵王権現像」。 緑色を基調にした像は珍しいということです。

皆成院　清水成眞　住職 「寺に興味を持ってもらう、神社に興味を持ってもらう、そういう中でいずれ信仰というものにつながっていけばということで導入した。」

現在、鳥取県では中部地区の６つの寺と神社で展開されています。 提案したのは、鳥取県倉吉市関金町の地蔵院４０代目住職、九鬼全弘さん。 岡山の寺に手伝いに行ったときに、初めて実物を目にしたといいます。
地蔵院　九鬼全弘 住職 「敷居が高いように思われているんですけれども、そういったこともなく、自由にお参りしてしていただいて、楽しんでいただくことかなと本当に思います。」 巡って、知って、集めて楽しむ「神社仏閣カード」。
実際に足を運んで、その魅力を感じてみてはいかがでしょうか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ed25fe255bc6209a104ab9ee5eba4340ae55023b