水島社長「インチキ特攻映画で描かれるような「行かないで行かないで(泣)」と騒ぐバカ女はいなかった。石原慎太郎は何もわかってない」

水島社長：
この間も別の番組で紹介しましたインチキ特攻映画の奥さんは、明日出撃する夫に向かって「行かないで行かないで」と泣きわめく、
こんな女はいなかったわけです、本当は。
夫がにっこり笑って気持ちよく憂いを断って出撃できるようににっこり笑って
「しっかりやってください。あなたの子供たちのために、ふるさとのために、家族のために国のために」と言って見送ったんです。
その出撃する人に「行かないでで行かないで」と騒ぐようなバカ女はいなかった、と今の人たちが今の脚本家や演出がわからないとそういうものを平気で書いてしまう。
石原慎太郎さんの脚本だったと思いますが、石原さん全く分かってない、その時は本当にそう思いました。

「あの戦前戦中の時代、皆さん暗い人生だった、暗い世の中だった」と左翼の人はそう言います。そうじゃありません。
みんなが貧しかった、配給米をみんなで食べた、なんとかいろんなものを工面しながらお互いに助け合った、
一種の形式共産主義、戦時共産主義、つまりみんなが平等になってしまった。

そして苦労はしながらも日本の女たちは明るかった。笑顔を忘れなかった社会。そんな左翼が言うような暗くて軍国主義の時代ではなかったこと、これも現実である。
左翼の共産主義者たちにとっては当然暗い時代だったでしょう。
でも共産党の鍋山貞親とか佐野学といった有力な共産党員がこの戦術共産主義の日本の社会の中で孤立を感じ権力の圧迫ではなく転向声明を出して国のために戦うこういう姿を示していた。
このことを私たちは忘れてはならないと思います

戦後の平和が大事だとかそんなことを繰り返し繰り返しバカのように繰り返しても「踏まれても蹴られても殺されても強姦されても命だけ助けてもらえばそれが平和」
だと言ってるような平和主義というものがそういう醜い奴隷の平和であることを踏まえた時、戦争の本当の姿、どんな苦しい時でも日本の女性は笑顔を忘れない、
日本の男は家族に対する責任、国に対する責任を忘れない男が男であり、そして女が女であった時代子どもたちが子供たちで家族であり続けた
そういう勇気と誇りとそして優しさ、そして人生の悲しさ虚しさこれをみんなで味わいながら生きてそして死んでいった時代である、美化するつもりはありませんが
そういう現実を私たちは忘れてはならないと思います。