村人「紛争地域でもバス乗りたい！」 なろう主人公「ふむ…ではバスに鉄板と重機関銃つけたらどうか？

ニデラモーターズ（アフガン新興自動車メーカー）は、LPG併用ディーゼル装甲バス『ヂゴ9(ティスア)を大出力の電気式ハイブリッドシステムとして蘇らせたLPG併用電動装甲バス『デスヂゴ9(ティスア)』の開発に着手すると発表した。

ニデラモーターズは、1999年に立ち上げられた新興の自動車メーカー。2007年に製作されたプロトタイプ十二輪駆動ネオマッスルカー『リグレット』で時速400kmを叩き出し世を賑わしたことで有名である。

同メーカーでは、日本メーカー製の高耐久バスを参考に紛争中の暮らしの中でも安心できる移動手段として乗ってもらうことを第一とし、乗客だけでなく環境にも優しいものを目指していた。

デスヂゴ9は、オリジナル・ヂゴ9の軽量かつ頑丈な装甲を活かし、その上でMIL-SPLASH規格の内外装に強化することで、一般的な銃弾や砲弾をものとしない防御力となり、自衛の為に抑止力として計62丁の重機関銃で武装しているのも特徴的だ。

また、デスヂゴ9はより環境のことも考えていることにも興味深い。あくまでディーゼルメインであったヂゴ9とは違い、デスヂゴ9は大出力電気式エンジンとLPG機関に上位下位はなく、コンピュータ制御で様々な状況に合った特性をリアルタイムで作るARS(Alternative Rate System)となっている。このおかげで実測燃費9km/Lという低燃費で排ガスもクリーンという経済的にも環境にも優しいものとなっている。

これについてアフガン現地では「これでテロ組織に怯えず安心して学校に通うことができる」という喜びの声がある一方、「自衛にしては過剰防衛、結局は戦争の為の道具ではないのか？」と懐疑の声もあり賛否両論である。

コンセプトモデル

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1098285.html