宮迫博之｢彼女が元カレに脅されてて、シバいたろうと思ったら、ヤクザの若頭で逃げるためにビルの5階から飛び降りた。｣

血気盛んだった宮迫は、

そんなもんボコボコしたるわ、呼べ呼べ
とあおったのだとか。

ところがこの後、女性からある写真を見せられます。それは、元カレが“その職業の方々”の中心に座っている1枚。しかも「何々組 若頭」という肩書の入った名刺も見せられたそう。

元カレの素性を知った宮迫は、

あぁーそうなんや……
と呆然自失。

しかし女性は宮迫にすがりつき、

そろそろ来るから、戦ってくれる？
と懇願。

おびえきった宮迫は、「まあまあ、君も、またぁ」とはぐらかしますが、この直後、元カレが訪問します。

ドアのすき間から「お前、誰や？」
その時、なぜかチェーンロックだけかかっていたという女性宅。
ガチャン！という音がしたので後ろを振り返ると、ドアのすき間から、

お前、誰や！？

ものすごい形相で、元カレが覗き込み、睨みつけていたそうです。

元カレとばっちり目が合ったという宮迫は、

僕は……誰ですかねぇ
と、一時的に記憶喪失。しばらくドア越しでの攻防戦は続いたそうです。

宮迫はその瞬間、「殺される！」と直感。
あわてて服をまとめてベランダへ。しかし、マンションの部屋は5階。しかも彼は高所恐怖症。
それでも「深めの植え込みだったのでイケるかな」と飛び降り、血だらけになりながら、深夜3時の夜道を、裸足のまま逃亡したそうです。

女性のバッグにはナイフが
数年後、人気芸人となった宮迫。
「なんばグランド花月」の前でファンに取り囲まれていたとき、急に彼のお腹をグーパンチしてきた女性がいたそうです。

「私のこと覚えてる？」
それは、あのときの女性でした。
当時、宮迫が家から逃げたあと、女性は元カレからムチャクチャにされたそうです。額には縫い傷がありました。

ただ元カレは服役中だと聞かされた宮迫は安心したのか、

そうなんや！
ほな、飲みいこか！？
と誘い出し、結局また一夜をともにします。