公明党斉藤代表、リハックに出演し連立離脱の真相を語る

Q. なぜ今政治と金を問題視したのか？石破の時に言わなかったのは？
A. これまでも、自民党の新総裁が誕生する度に、連立を続けるかどうかの協議を必ずします。前回は石破新総裁の時に行い、合意した。しかし、その後衆院・参院選でぼろ負けした。原因は政治と金だと総括した。だから、今回の高市新総裁の時には、合意するのであればこの問題を解決しないと難しいと高市新総裁誕生の日にただ申し上げただけ。

Q. 高市氏とはどのような会談をしたのか？
A. まず、新総裁就任後に挨拶にきてくれたので、3つの懸念点を申し上げた。1つ目は靖国参拝。中露北朝鮮が協力関係にある中、韓国や米国との関係を考えると靖国参拝は控えて欲しい。2つ目は過度な外国人排斥。今まで色々な所で過激な事を言われているが、それは良くない。そして3つ目が政治と金。不記載問題について、高市総裁は「禊は済んだ」と語っている。しかし、党幹部の秘書が逮捕されたのはかなりまずい。(萩生田さんですよね？)まあ…そうですね(苦笑)それと、キックバック再開を指示した人…まあ自民党の有力なポジションを得ている人ですが…(下村さん？)…はい(苦笑)…まあ、そういうことについて、「禊は済んだ」じゃ困る。何よりも、企業団体献金は認めてもいいが、規制は強化していくという姿勢を示して欲しい、そういう話を申し上げた。規制については、国民民主党と公明党で案を出した。その議論に1か月前、石破総裁も入ってくれていた。高市さんも検討を続けることを継続して欲しいという話を1週間前にした。

そして、今回の連立協議会談を迎えた。高市氏は1つ目の靖国参拝と、2つ目の外国人排斥については了承してくれた。(ちなみに外国人排斥って具体的に何が問題？)ほら、奈良の鹿を蹴る外国人がいるとか、デマに基づいた言動は困った。問題は3点目の政治とカネなんですが、ここで1時間30分やって、結局合意が得られず、今後検討するという答えだった。高市氏は独裁的に決められないという話だったが、自分は党員から一任を受けた上で会談に応じている。自分の判断で、その場で連立解消を決断し通告した。

Q. 高市だから断ったって話ではない？
A. 総裁が誰であっても連立協議は実施されるので、誰が総裁でも今回の条件はお聞きする予定でした。