ニセ電話詐欺を防いだ高校生･長谷川凌太さんら3人に警察から感謝状

機転でお手柄

表彰された高校生3人

ニセ電話詐欺の被害を未然に防いだとして、福岡市の高校生3人に感謝状が贈られました。

福岡南警察署から感謝状が贈られたのは、県立柏陵高校1年の稲永汐南さん（16歳）、原田蒼太さん（15歳）、長谷川凌太さん（15歳）の3人です。
「それって高額すぎませんか？」と声かけ

警察も感謝

3人は先月29日、南区屋形原のファミリマートで、67歳の男性が3万円のプリペイドカードをレジで買ったことに気づき、「それって大丈夫ですか？　3万円は高額すぎませんか？」と声をかけました。

被害男性は、パソコンの画面に「ウィルスが入っています。この番号に電話をしてください」などという表示が出たため、電話をかけたところ、プリペイドカードの購入を指示されたと説明しました。
このため、店員と相談して110番通報し、詐欺を未然に防ぎました。

3人の高校生は、「1人の男性を詐欺から守れて、誇らしい気持ちです」と話していました。

福岡県警によりますと、ニセ電話詐欺の被害は、今年1月から6月までの間に97件、被害金額は約1億5700万円に上っていて、警察は引き続き注意を呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ebd75f3b6a309db5f8798e129023808e87b99894