まず注目すべきは、第1章が「アメリカの戦略とは何か」というそもそも論から始まり、第2章の「我々は何を望むべきか」という存在論的な問いかけに続くところである。これまでのNSSは、脅威認識、基本方針、地域・テーマ別の政策といった流れになっているのが通例だったが、それらは戦略ではなく総花的な願望の列挙に過ぎず、目的が曖昧で、時に判断を誤り、結果的に米国の「中核的な国益」に応えられなかったと断じている。手段ではなく目的に失敗の本質があると捉え、自らのアイデンティティーを再規定しようとする歴史的な試みである。
優先事項の中心軸には、「モンロー主義に対する『トランプ・コロラリー』」として西半球が据えられた。コロラリーとは「系論」などと訳され、ここでは「当然の帰結」を意味する。要するに、西半球を自らの縄張りと定めて範囲内の介入を惜しまないが、国益が直接脅かされる場合を除いては、世界の諸事に対して原則非介入の立場を取るということを意味する。南米諸国の依存度が高い中国は当然、米国の縄張りを荒らす「敵対的な外国勢力」として締め出すべき対象となる。
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米国、日中対立への「塩対応」は当然 12月公表の国家安保戦略に映る大転換米国のトランプ大統領が国家安全保障戦略（NSS）の大転換に踏み切った。「従来の政治イデオロギーに基づかない」という前提に立ち、特に脅威と見なしてきた中国との関係は共存を強く意識する内容になった。ボードアドバイザーズでパートナーを務めるセブラニ・クレビス氏は「日本はコストよりチャンスの見極めを急ぐべきだ」と指摘する。business.nikkei.com
- 他方で、中国を「唯一の競争相手」と表現したバイデン前政権とは対照的に、全体としてはほとんど脅威と認識していないに等しい。中国に対する過去の関与策を大きな間違いだったと断じ、「中国との貿易は均衡が取れ、非機微な分野に限定されるべきだ」と指摘しつつ、「真の相互利益に基づく経済関係」と表現して脅威よりも共存を示唆する内容になっている。また基本原則として、他国の歴史や伝統を尊重し、異なる体制の国々とも現実的・平和的な関係を構築すると明記されたことの一般的な意味は大きい。
- これは、大国がお互いの縄張りを「勢力圏（Sphere of Influence）」として相互に受容し、リアリズムに基づく安定を目指す考え方に根差す発想といえる。リベラルな国際秩序においては「前近代的」「中露のナラティブ」と一蹴されただろうが、第2次トランプ政権の誕生以降は欧米の論壇でも言及が増えている。2013年ごろから中国が米国に持ち掛けてきた「太平洋二分論」はこうした世界観に基づく。トランプ大統領やバンス副大統領が米中関係について、両国が支配的な地位を占める2局体制を指す「G2」という言葉を日常的に使っているという話もある。
その一方で、インド太平洋を「経済的・地政学的競争の主戦場」として西半球に次ぐ優先軸に置き、「この地域において競争に勝たなければならない」という意思を強調した。台湾については「理想としては軍事的優越を維持することによって紛争を抑止する」と触れ、現状変更を支持しない姿勢も示した。
しかしながら、これをもって「米国が台湾を守る」と見るのは安易である。台湾の重要性はあくまで地理的要衝及び海上輸送量にあるとされ、そこには価値観に基づく大義はない。米国が理想と現実を冷徹に見極めた結果、日本にとって不都合な決断を選択する可能性がある。日中対立における米国のつれない態度は、これまでの戦略的曖昧性ではなく、大局の方針転換に基づくものと理解した方がよい。2026年4月の米中首脳会談の行方次第で、日本が米国にはしごを外される可能性があることも合理的なリスクとして想定しておく必要がある。
- 台湾に武器売ってるから、別に中国に信頼があるとかじゃなくて 儲かるかどうかでやってるんやろな
- >>4
軍事バランスを維持したいんだろ
中国としては台湾なんて今すぐ欲しい訳でもないけど欧米がそうみてくれないから
武器の輸出を黙認することでトランプの信頼を得てるんだろう
高市は馬鹿だから、じゃ日本も台湾に武器を～てしたら中国から大激怒で国交断絶もあるけど
アメリカとはそこまでなってないから話はついてるんだよ - どこかの島国と違って中国に喧嘩は売らないよ
- スペインとポルトガルかな
- 中国経済を自由主義陣営の金融システムに組み込むって、オバマと胡錦濤の時代に言ってたことだけど
リベラルのオバマが正しかったって今ごろ分かったのかな
まあ認知症の知的障害老人が気づいただけ偉いけど - >>7
中国を自由主義に加えるとか
欧米の基準に従わせることはもうやめるって言ってるのが今回の言ってることだが - >>7
地方は言ってるトランプよりも頭悪いし状況わかってないぞ、お前 - これはトランプじゃなくてそうなりそうだし
- トランプ政権が「モンロー主義」復活宣言 「西半球」での覇権目指す
トランプ米政権が5日までに公表した「国家安全保障戦略」（NSS）では、台湾海峡での一方的な現状変更への不支持など一部の政策で従来の米政権の立場を踏襲した一方で、西半球（北米や中南米）への肩入れを鮮明にした。また、中国への批判は経済面に限られ、ウクライナに侵攻したロシアへの非難も避けた。自国の利益を重視する姿勢も強調しており、「米国第一主義」が色濃く表れた内容となった。
https://mainichi.jp/articles/20251206/k00/00m/030/103000c - 勝共もいよいよ終わりだから
焦って落ち目国家の日本でなんとか生き残ろうと暴れてるのかな？ - >>10
調子乗って空気読まずに中国挑発して、トランプに助けてもらえなさそうだったら核武装するぞって構ってちゃんになって、北朝鮮みたいなこと始めたな - ジャップには戦略なんてないからな
アメリカ様の足に抱きつくだけで - 統一カルトなどの反中組織を育てたけどもういらなくなったわけ
CIAが育てて後にいらなくなったムジャヒディンと同じ
- >>14
要らなくなったというより外様のトランプが大統領になったからだろ
もし民主党が勝ってたら続いてたんじゃないの - >>20
トランプじゃない、ネオコン系の共和共和議員が勝っていても続いていた - これでアメリカの対中強硬派は焦ってんのかな
- ジャップの飼い犬外交の終焉
- 賢い政治家ならコウモリやって利益両取りするのに、トカゲは両方から経済制裁を受けとるからなwwww
美しい国だよ
- >>17
たし🦀
80兆円とパンダ返して😭 - >>17
🦎は台湾のために動いてるからな
ほんの少しでも中国と関わったやつはぶっ叩くのに台湾ロビイストみたいな高市周辺は一切叩かれないの闇だろ - 日本の外交がおかしいんだよな
国益じゃなくてお気持ちでやってる
ウクライナや台湾も利益じゃなくて感情で動いてる - >>18
感情で動く国は衰退していく現実を見て欲しい - 反日左翼のトランプは高市総理を見捨てて中国を選ぶなら日本から出て行けよ非国民
- 媚びたら逆効果なタイプなの丸わかりなのにな
自民の政治屋もそういうタイプだしわからないものかね - >>25
安部も媚びてたけどね
そもそもトランプは80年代以前に日本企業がアメリカ進出しまくって
デトロイトを文字通り滅ぼして
エンパイアステート日本人が買った時のイメージで今も日本を見ているから日本に防衛負担させろは数十年前からトランプが言ってることだし
- こうなると中国煽ったのは悪手だったな
- やっと自由と民主主義という名のもとにすべてを統一しようというガキのような野望を捨てたか
一億人56す前に折れたのだから共産主義よりは脆かったな - アメリカ政権っていつもこれな
それで経済でおされてまた対立する
記憶力ない - G2ですらないだろう
膨張し続ける中国にアメリカがどこまで踏ん張れるかでしかないからな - 台湾に大量の武器を売るアメリカには何も言えない馬鹿中(失笑)
- これ日本見捨てられるな
アジアは中国、南アメリカはアメリカ
あとは話し合いで切り分ける - 高市vs米中連合軍の構図が明確になって来たな
- 日本フォッサマグナ統治計画
トランプ大帝「過去のアメリカの中国の対応は間違いだった、これからはアメリカと中国で世界を2分する、欧州とニップは知らん」
嫌儲
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