和田中将にうながされて、大田が鉛筆書きの設計図を広げる。そこにはプロペラも脚もないグライダー爆弾の姿が描かれ、
頭部と尾部からのびた引出線の先には、それぞれ「爆薬」「ロケット」と記されていた。さらに図面の隅には、
グライダー爆弾を双発の攻撃機（一式陸上攻撃機）の機体に吊るした図が添えられている。一式陸攻で運び、敵地上空で投下するということのようだった。
ここまでは、従来出された案と比べて目新しいものはない。「それで、誘導装置は？」
やや辟易しながら、三木は訊いた。
「人間を乗せます」
大田は答えた。
「なんだって？」三木は思わず声を上げた。大田の説明によれば、一式陸攻で敵艦の近くまでグライダー爆弾を運び、人間が乗り込み、投下する。
あとは滑空しながら搭乗員が操縦し、ロケットを噴かせて敵機の追撃をかわし、一発必中で敵艦に体当りする。つまり、人間が誘導装置になるのだという。たしかにこれなら、誘導装置の問題は一挙に解決できる。だが本来、技術は人間を助けるためのものであるはずなのに、
人間の命を機械の一部品として使うような兵器をつくるのは技術への冒?だ、と三木は感じた。- 人間爆弾の完成である
- 今も昔も変わらない人材の軽視と育成する気のなさで
まーた経済も出生率も敗戦状態 - それ爆撃機でこと足りるんじゃね？
- でも神風ドローンもこの精神だよね
人間がリモートマシンに変わっただけ - >>5
人間が爆弾のガイドをするという非常にミクロな一点だけは同じ精神と言えるが
何か重大な差を見落としているような… - >>31
わかんない！ - まず言い出しっぺが乗れよな
- なお同時期のナチスはHs293対艦ミサイルと誘導爆弾フリッツXを量産していた
発射母機の乗員が無線＋手動操作で誘導させる - >>8
ドイツはペルビチンを使って24時間戦えますかをやってるしどの国も結構無茶苦茶ではある - こんな発想が出てくるのが怖いよこの野蛮な戦闘民族
- >>9
自分は絶対に前線に出ないという安心感があるからこういう非人道的な兵器とか戦術が生み出されるんだろ - 米兵は桜花を「BAKA BOMB」と呼んでいたしな
狂っていないとこんなもんは作らない - ジャップかしこすぎ
- 源田実「ミッドウェーの時から特攻やってれば勝ってたのに🤣」
- サイコパスジャップ定期
- 日本人って「命をかけた攻撃」やたら好きだよな
漫画でもよく見るし - 今の政府と同じじゃん
- 今の日本も大して変わってないだろ
ジェノサイダー成田が知識人枠でメディアに露出してる国だぞ - そんなジャップが子供工場を作らなかったって本当？
- 昔の日本「下っ端に特攻させれば勝てる！」
今の日本「下っ端を低賃金でこきつかえば勝てる！」
なにも変わっちゃいない
- 現代社会でも非正規雇用で多くの人間を徹底的に使い潰してるからな
モラルのなさは今も昔も何も変わってない - インデペンデンスデイで最後に特攻したオヤジ、何か零戦パイロットみたいな帽子かぶってた記憶がある
- ん？
誘導装置の試作品は出来てたろ
誘導装置1機の値段が兵士3人分の生涯年収に相当する高コストだから
新兵を特攻させた方が遥かに安上がりだって理由で
試作止まりで終わっただけで - そもそも一式陸攻に桜花を吊り下げた状態だと鈍足過ぎて、多数の機体が米軍戦闘機に補足・撃墜された
成功例はほんのわずか
犠牲に釣り合う成果は無い - 日本の漫画とかアニメとか体当たり好きだものな
- 戦後も弱者を使いつぶして、公害や過労死を発生させ続けた国
根本的に倫理観が欠如してる - 同じ使い捨てるにしてももうちょっといい方法無かったんかね？
例えば開発した細菌兵器に感染した兵士をアメリカ軍に投降させて
内部から崩壊を狙うとかさ516部隊が居たんだから可能だったでしょ？
- 間違えた731部隊だった
- かしこい💯
- 後のAIの開発秘話である。
- 今も非正規ばっかで似たようなもんだろ
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