【PR】統一教会、弱者男性の味方だった　女をあてがってくれるし家父長制を重んじ、フェミと戦ってくれる

当時の合同結婚式で結ばれた韓日夫婦が集まるという韓国・洪川（ホンチョン）の教会にて出会った日本人の婦人会。今回は、そのリーダーでもある角谷祐子さん夫婦の自宅に足を運んだ。

父長制の強い韓国では全般的に「嫁は無条件に夫の実家に仕える」という厳しい風習があるためだ。

　夫の親族が経済的に苦しいときは当たり前のようにお金を渡したこともあった。朝の5時になっても起きずにいたときに「怠け者だ」と叱られたこともあった。

「他の日本人女性の方で消息不明になっている人が多いと聞いて取材に来たのですが」と水を向けてみると、角谷さんは黙って頷いた。しかし、その答えは意外なものだった。

「それぞれの家の事情がいろいろとあるでしょうが、多くは連絡を取りたくても取れないというケースだと思います。その理由の1つが、反対牧師と呼ばれる改宗を強いる宗教者の存在です。旧統一教会の信仰に反対する親たちが反対牧師を雇っていた場合、居所がわかると拉致監禁をされ、改宗するまで帰してもらえないということもある。そうなると、連絡したくてもできないんです。とても、悲しいことですけど」

　このとき、穏やかだった語調がほんの少し強まった。部屋に一瞬の緊張が走る。今回の取材中、張り詰めた空気が漂ったのは、このときのただ一度きりだった。

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