【屑】男児衰弱死させた疑い、母と知人女性逮捕　ママ友だった知人女性、旦那が浮気したと嘘をつき母を心理的支配 生活保護費も着服

毎日新聞
　福岡県篠栗町で2020年4月、低栄養で衰弱した5歳男児を放置して死亡させたとして、県警が2日、30代の母親と知人の無職女性（48）の2人を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕したことが、捜査関係者への取材で判明した。女性はこの母親から生活保護費などをだまし取ったとして詐欺などの容疑で既に逮捕、起訴されている。県警は、母親の家庭の生活費を事実上管理していた女性にも男児の命を保護する責任があったと判断し、今回の逮捕に踏み切ったとみられる。

　捜査関係者によると、2人は20年4月中旬ごろ、男児に十分な食事を与えず、衰弱死させた疑いが持たれている。男児が意識を失い、救急搬送先で死亡が確認された際、低栄養状態の疑いがあったことなどから県警が水面下で捜査していた。男児は三男で、母親と小学生の兄2人との4人暮らしだった。

　近隣住民によると、母親と女性は互いの子供が篠栗町内の同じ幼稚園に通った縁で15年6月ごろに知り合い、「ママ友」として親睦を深めたという。しかし、次第に女性が母親を心理的に支配する関係性となり、母親が19年5月に離婚すると、その傾向はさらに強まったとみられる。

起訴状などによると、女性は母親の夫が不倫していたとうそをつき、浮気調査をした知り合いに渡す調査費や不倫相手に渡す慰謝料の名目で、母親が受給している児童手当や児童扶養手当、生活保護費などから現金を支払うよう求め、19年6月～20年4月、預金通帳や現金計約187万円をだまし取ったなどとされる。また、女性は三男が死亡した後の20年6月にも夫を訴える裁判費用の名目で母親から12万円をだまし取ったとされる。

　関係者によると、町は19年9月ごろ、学校を通じて兄2人が夏休み中に顕著に痩せたことに気づき、幼稚園に通う三男も痩せていることを認識した。しかし、学校関係者や行政側が育児状況を確認するため家庭訪問しても、居合わせた女性に抗議され、追い返されることが多かったという。

　兄2人は夏休み明けの小学校の給食で元気を取り戻したが、三男は19年11月ごろから幼稚園の欠席が続くようになったという。母親が体調不良で安定して働けなくなったため、一家は19年10月から生活保護費を受給するようになったが、その後も家賃の滞納が続くなど経済的困窮ぶりは深刻だったとみられる。県警は知人女性が生活費の大半をだまし取っていたことで食費が十分に賄えなくなり、とりわけ幼い三男の衰弱が進んだとみて捜査する。
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北九州事件といいリサイクルショップ店員連続殺人といいなんで北九州は洗脳事件ばかり起きるんだ