【佐賀】部活のユニフォームなど百数十点押収「売って金に」休校中の部室荒らしの疑いで逮捕

新型コロナの影響による部活動の休止期間中に、高校の野球部の部室からグローブなどを盗んだとして、窃盗の疑いなどで、23歳の男が27日、逮捕されました。男の自宅などからは、他の高校のユニフォームなど、100点以上が押収されていて警察は余罪の追及をしています。

逮捕されたのは佐賀市与賀町の団体職員、福島悠太容疑者23歳です。福島容疑者は今年4月20日から5月14日の間に佐賀市内にある公立高校の野球部の部室に侵入し、グローブなど合わせて13点、およそ5万円相当を盗んだとして、窃盗などの疑いがもたれています。

部室に置いていた道具がなくなっていることに気づいた野球部の生徒や家族らが、フリーマーケットアプリで盗まれたグローブなどを見つけ、警察に被害届を提出しました。警察がアプリの運営会社などを通して捜査したところ、福島容疑者が浮上しました。警察によりますと、犯行当時は新型コロナの影響で部活動は休止していて、福島容疑者は「売ってお金にするつもりでした」と容疑を認めているということです。

福島容疑者の自宅などからは、佐賀市内にある高校のサッカー部のユニフォームなど、合わせておよそ百数十点が押収されていて、「県内外で数件やった」と余罪をほのめかす供述をしているということです。

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