『インサイド・ヘッド2』が世界興行収入10億ドルを突破。アニメ映画としては史上最速

ケルシー・マン監督の『インサイド・ヘッド2』は、今年初めて興行収入10億ドルを突破した映画でもある。

3週連続の海外興行収入は推定1億800万ドルで、主要作品のほとんどで引き続き1位を獲得し、継続市場では37%の増収となった。海外累計興行収入は45市場で5億4550万ドルとなった。今週末、『インサイド・ヘッド2』は『シュレック フォーエバー』（5億1400万ドル）、『マダガスカル3』（5億3100万ドル）、『ファインディング・ドリー』（5億4300万ドル）を抜いて、海外での歴代アニメ公開作品数で18位となった。

海外では、中国（-13%）、オーストラリア（-23%）、スペイン（-24%）、英国（-26%）、ブラジル（-28%）、韓国（-29%）、フランス（-34%）、ドイツ（-40%）、メキシコ（-46%）で大幅な横ばいが見られた。中国では、パンデミック以降、スタジオ映画の興行収入が2番目に大きく横ばいとなった。

IO2は現在、チリ（第1位）、ウルグアイ（第2位）、ラテンアメリカ地域（第3位）、メキシコ（第3位）、コロンビア（第4位）、中央アメリカ（第4位）、アルゼンチン（入場者数第5位）、エクアドル（第5位）、パラグアイ（第5位）、フィリピン（第5位）、ブラジル（第6位）、ペルー（第7位）、ボリビア（第9位）で、映画業界史上最高の興行収入を記録した映画のトップ10にランクインしています。

また、ラテンアメリカ地域、ブラジル、チリ、パラグアイ、エジプト、レバノン、トルコでは、アニメーション映画史上最高の興行収入を記録しました。 イタリア、メキシコ、中央アメリカ、コロンビア、ペルー、エクアドル、ウルグアイ、フィリピン、ギリシャでは、アニメーション映画史上2番目に興行収入の高い作品です。

前述の通り、ニュージーランドは今期の新規市場であり、『IO2』が130万ドル（プレビューを含めると170万ドル）で第1位で公開された。これは業界史上2番目 に高いアニメ映画の公開週末興行収入であり、ピクサーとディズニーアニメーションにとっては最高記録である。香港では、 『怪盗グルーの月泥棒』と『クワイエット・プレイス 初日』の全面公開に先立ち、『インサイド・ヘッド2』のプレビューが週末第1位を獲得した。

現在までの上位5つの市場は、メキシコ（8,190万ドル）、英国（4,020万ドル）、韓国（3,920万ドル）、ブラジル（3,900万ドル）、イタリア（3,130万ドル）です。

このニュースについて、NATOのマイケル・オリアリー大統領兼CEOは声明で次のように述べた。「国中および世界中の映画館のオーナーを代表して、ディズニーの『 インサイド・ヘッド2』 が歴史上どのアニメ映画よりも早く興行収入10億ドルを突破したことを祝福します。この映画の驚くべき世界的な成功は、世界中の観客が魅力的で面白い映画に反応し、大画面で楽しみたいと望んでいることを改めて示しています。劇場での好調な上映のおかげで、『 インサイド・ヘッド2』は あらゆる年齢層の映画ファンを集め、忘れられない映画体験を共有しています。」
https://deadline.com/2024/06/inside-out-2-1-billion-global-box-office-1235997925/